賃貸物件を借りるときには、初期費用がかかります。
家賃以外に支払う費用があり、それらをまとめて初期費用と呼んでいます。
では初期費用とは、どのような支払いが含まれているのでしょうか。
今回は初期費用の内容や、相場はいくらなのか、分割払いはできるのかなどをわかりやすくご説明します。
賃貸借契約の際にかかる初期費用をわかりやすく
初期費用とは、賃貸物件を借りるときに支払う費用のことで、わかりやすく内容をご説明します。
敷金とは退去するときに原状回復の費用に充てられるお金で、基本的に原状回復にかかった金額が差し引かれて戻ってきます。
礼金は部屋を借りるときに大家さんに対するお礼の意味が込められたお金で退去時に返還されないので注意しましょう。
前家賃は入居する月の家賃を前払いすることで、1月に契約をして2月に入居であれば、1月の時点で2月の家賃を支払います。
仲介手数料は契約をおこなった不動産会社に支払う手数料です。
火災保険料は損害保険に加入する必要があるので、保険会社に支払うお金です。
保証料とは家賃保証会社を利用する場合に必要なお金で、返還はされません。
そのほかに、鍵の交換料、消臭費用、清掃費用、害虫駆除費用などがかかることもあります。
賃貸借契約でかかる初期費用の相場とは
初期費用の相場を知り最低でもいくら準備すれば良いのかを把握しておくと良いでしょう。
敷金と礼金は家賃の1~2か月分、前家賃が1か月分、仲介手数料は家賃の0.5~1か月分が相場です。
仲介手数料に関しては、法律で上限が決められており家賃の1か月分までとされています。
火災保険料は1.5~2万円、保証料は家賃1か月分+共益費0.5か月分が相場となります。
そのため、初期費用の相場としては家賃の4~5か月分と考えると良いでしょう。
あくまでも目安なので、敷金や礼金がゼロという物件であれば、もっと費用を抑えることができます。
賃貸借契約でかかる初期費用は分割払いできる?
賃貸物件を借りるときは、まとまったお金が必要になるので初期費用を分割払いしたいと考える方もいるでしょう。
不動産会社によっては分割払いに対応しているところもあるので、まずは相談をするのがおすすめです。
ただし、分割払いの方法がクレジットカードに限定されていることがあります。
その場合は、現金で分割払いができないので要望に沿えない可能性もるでしょう。
また、分割払いが敷金と礼金だけなど項目によってできる・できないが決まっている場合もあります。
どこまで分割払いが可能なのかを、事前に確認すると良いでしょう。
まとめ
今回は初期費用の内容や、相場はいくらなのか、分割払いはできるのかなどをわかりやすくご説明しました。
賃貸物件を借りるときは、初期費用がかかります。
初期費用とは金額が大きくなるものなので、分割払いを希望する方は対応可能かどうか不動産会社に相談をしましょう。
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