会議室からの話し声を遮るために、オフィスへパーテーションを設置しようか検討している方もいるでしょう。
しかし、パーテーションといっても、種類によって得られる防音効果も異なるので、選び方には注視しておきたいものです。
そこで今回は、オフィスに導入する防音パーテーションの選び方、使われている素材、設置する際の注意点をご紹介します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
香川県の賃貸物件一覧へ進む
オフィスの防音パーテーションの選び方
大きなオフィスの一角で会議をおこなう際は、内容の漏洩防止やプライバシーの確保に気を配り、適切なパーテンションを選ぶ必要があります。
防音が可能なパーテーションを設置するとしても、パーテーションの素材にはさまざまな種類があり、「吸音」「遮音」「防振」などの効果が異なります。
「吸音」は音の反響を減少させる効果であり、「遮音」は音を跳ね返して音を吸収する効果です。
また、会議中の音声だけでなく、作業時に発生する振動や足音を抑えたい場面もあるでしょう。
その際、防振効果を持つマットを敷くことで振動の響きが軽減されます。
▼この記事も読まれています
起業したら賃貸オフィスを借りるべき?メリットとデメリットをご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
香川県の賃貸物件一覧へ進む
オフィスの防音パーテーションに使用される素材
オフィスで一般的に使用されるパーテーションの素材としてよく採用されるのは、アルミやスチールです。
アルミはスチールに比べてコストが抑えられますが、防音性能は劣ります。
具体的には、アルミの防音性能は約20dBであり、一方でスチールは約36dBの高い防音性能を誇ります。
人の話し声は一般的に約60dBであり、20dB程度になると耳ではほとんど音を感じないとされています。
そのため、アルミ製のパーテーションでは約40dBの音が漏れてしまい、防音性能が高いとは言い難い状態です。
対照的に、スチール製のパーテーションでは漏れる音は約24dBほどで、ほとんど聞き取れないと言えるため、十分な遮音効果が期待できます。
▼この記事も読まれています
無料インターネット賃貸物件の完備と対応の違いとは?工事の注意点もご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
香川県の賃貸物件一覧へ進む
オフィスに防音パーテーションを設置する際の注意点
オフィスに防音パーテーションを設置すると、従業員の業務状況が見えにくくなります。
業務状況を把握しやすくするためには、パーテーションだけでなくデスクの配置にも注意が必要です。
デスクを壁に設置し、正面と隣の席の間にパーテーションを置くと、背後から確認しやすくなります。
また、防音目的で設置するパーテーションは天井から床までの高さとなり、欄間などの空間が空いていない場合は、消防法上「部屋」ができたと見なされる可能性があります。
施工前には消防署への届け出が必要であり、火災報知器がなければ増設する必要があります。
▼この記事も読まれています
オフィスを借りる前に確認したいインフラ設備についてご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
香川県の賃貸物件一覧へ進む
まとめ
オフィスの防音パーテーションには「吸音」や「遮音」の効果があります。
素材はアルミやスチールが多く、安価なのはアルミのほうですが、遮音効果が高いのはスチールです。
設置時の注意点は、業務状況を把握しやすいようなレイアウトにすることと、消防法上の部屋であれば火災報知器が必要であることです。
香川県で賃貸物件を探すならクローバー不動産がサポートいたします。
お客様のご希望に合う住まい探しをサポートいたします。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
香川県の賃貸物件一覧へ進む