脈々と受け継がれてきた歴史と文化が息づく、住み心地の良い街で過ごしたい方も多いのではないでしょうか。
住んでいて自然と愛着が湧く街には、魅力に溢れた歴史的建造物があるものです。
そこでこの記事では、丸亀市にある歴史的スポット「丸亀城」とはどんなスポットなのか、その見どころをご紹介いたします。
丸亀市にある丸亀城の概要!全国的にも有名な石垣の城
丸亀駅から歩いて10分ほど、水を湛えたお堀に囲まれ、まるで森に囲まれるように山の上にそびえているのが丸亀城。
400年を超える歴史を持ち、「日本100名城」にも選ばれている、全国的にも有名な石垣の名城です。
丸亀城がはじめに建てられたのは慶長2年、讃岐国の国主であった生駒親正によって築城されました。
しかし当時は安土城や大阪城を手本にした構造で、現在とは形が違ったようです。
その後、元和元年の一国一城令により丸亀城は廃城となりましたが、寛永20年には山崎家治が幕府の許可を得て、丸亀城を再築します。
現代でもそのときの配置や構造が残っており、在りし日の日本の面影を感じられるスポットとなっています。
さらに現在も所々で石垣の修理などが進められており、地域の人々にも親しまれていることがわかりますね。
●所在地:香川県丸亀市一番丁
●駐車場:あり
●アクセス方法:JR予讃線「丸亀駅」より徒歩約10分
丸亀市にある丸亀城の見どころ!多種多様な石垣の建築技術を観て楽しもう
ここからは丸亀城を訪れたら観てほしい、おすすめの見どころをご紹介いたします。
丸亀城の見どころ①:石垣
先述したとおり、丸亀城は「石垣の名城」とも呼ばれており、その石垣の美しさや積み方が大きな見どころ。
城内では「切り込みハギ」や「野面積み」に「打ち込みハギ」など、さまざまな種類の石垣やその建築技術を垣間見ることができます。
そのなかでも魅力的なのが、三の丸を築いている高さ20mを超える高石垣。
その隅角部は、大きな長方形の石と小さなものを交互に組み合わせた「算木積み」で築かれており、美しい勾配の石垣を観賞できます。
丸亀城の見どころ②:大手一の門
丸亀城は石垣だけでなく、その建築も魅力的ですが、そのなかでも一際特色があるのが「大手一の門」。
丸亀城の正門であり、大きな柱や梁でしっかりと支えられた、風格のある櫓門となっています。
またこの大手一の門からは「時太鼓」と呼ばれる、太鼓による時報が鳴らされます。
これはかつての藩士たちがおこなっていた、大手一の門の前で太鼓を9回叩いて正午(九つ時)を知らせるという風習を、現在に復活させたものです。
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まとめ
丸亀市にある丸亀城は、石垣の名城とも呼ばれる、400年以上の歴史を持つお城です。
その名のとおり、さまざまな技術で組まれた美しい石垣が魅力で、かつての日本の洗練された建築様式を楽しむことができます。
また石垣だけでなく、荘厳な大手一の門や、そこから鳴らされる時太鼓などの魅力もあるため、じっくりと観賞してみてはいかがでしょうか?
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